

一般的に流通しているコーヒーのグレードは「豆のサイズ」「欠点豆の数」「標高の高さ」などで決められています。香味の良し悪しとは、ある意味無関係な基準でグレードが決められています。例えば簡単に言うと、コロンビアスプレモというのは「コロンビアの大粒の豆」ガテマラSHBとは「ガテマラの標高が高い所で収穫された豆」等、各国輸出基準は様々で香味を基準にグレード分けしているコーヒーはほとんどありません。 日本では低価格のコーヒーを求める傾向にあり、味はあまり重要視されていないのが現状です。日本のような消費国が、低品質・低価格需要が多い為に、生豆の価格は下落傾向にあり、コーヒーの輸出を主な財源としている国が財政的危機に瀕しております。そして、コーヒー生産者の生活を圧迫しております。生産者の方が丹精込めて作った美味しいコーヒーには、それ相応の対価を支払い、生産者の方にもっと潤ってもらいたいものです。最近は、カップコンテストやオークション等も開催されるようになり、優れた香味の物などには付加価値が付くようになってきました。農園・品種・精製方法などによって付加価値が付き、高値で取引されている香味が優れた物を「スペシャルティコーヒー」と最近は呼びます。このスペシャルティーグレードのコーヒーは農園、品種と絞り込み限られた物の為生産量が少なくなります。その為、大量生産・大量消費の大手コーヒー会社は通常使用せず、一部の市場にしか出回っておりません。当店のような小さな規模の店だからこそ、取り扱える限られた物なのです。当然、この「スペシャルティコーヒー」は通常流通しているコーヒーより高値です。ですが、それをお客様には転嫁せず、優れた香味のコーヒーを少しでも沢山の人に飲んで貰いたい。という思いがあります。生産者、消費者共に喜べるコーヒーを提供して行きたいと当店では考えております。
